FX パーフェクトオーダー、スキャル決済で勝率重視ロジックを検証してみた | MT5 EA

パーフェクトオーダーは、トレンドフォローだから勝ちやすい!?単純なPO成否で建玉決済ロジックは、デイトレードでは思ったほどでもない。そこで、スキャル決済で勝率重視のロジックを検証してみた。

パーフェクトオーダー、バックテストのチャート1

パーフェクトオーダーの定義

パーフェクトオーダーとは、チャートにおいて移動平均線が上から短期・中期・長期の順に並んだら買いサイン、逆なら売りサインとするロジックのこと。トレンド相場で良く機能すると言われる。

スキャル決済

ここで言うスキャル決済とは、利を伸ばすより薄利でも決済する事を指します。

パーフェクトオーダーを検証

今回の検証では、ローソク足確定後のサイン発生、始値でエントリー。スキャル決済で勝率重視のロジックとします。

通貨ペア GBPUSD 。5分足。1取引につき1ポジション。期間1ヶ月。スプレッドは、フローティング。単純移動平均線で短期 10 中期 20 長期は、1時間足の 20 SMA 相当の 240 。以上の条件で検証します。

PO非成立で決済

比較用にパーフェクトオーダーの条件が成り立たなくなった時点で決済するロジックをバックテストします。

バックテスト結果、損益グラフ1

少々右肩下がりの損益グラフ。勝率 28.44% なのは、仕方がない。が、【平均損失 -1pips 平均利益 1pips】損小利大といいがたい。。

利確値で最適化

利益確定値を 5pips〜50pips の 5pips 刻み 10パターンで最適化。また、パーフェクトオーダーが崩れたら決済する。

バックテスト結果、損益グラフ2

最も最終利益が高かったのは、利確値 40pips 。勝率こそ微増の 30.04% ながら【平均損失 -4pips 平均利益 4pips】損失も利益も大きくなる。naze??

損切値、利確値で最適化

損切確定値、利益確定値を 5pips 刻み5pips〜50pips の 10x10 パターンで最適化。

バックテスト結果、損益グラフ3

最も最終利益が高かったのは、損切値 35pips 利確値 35pips 。勝率 49.12%【平均損失 -4pips 平均利益 3pips】確かに勝率は良くなった。でも 50% あたりでは、サイコロトレードと大差なくない?!また、ポジション保有時間が長くなり取引回数が減っている。

損切値、利確値で最適化 + PO決済

損切確定値、利益確定値を 5pips〜50pips の 10x10 パターンで最適化。パーフェクトオーダー崩れで決済もあり。

バックテスト結果、損益グラフ4

悪化したので分析省略。

まとめ